Concept

花やという花を扱う仕事に携わって20年こえたのかな。

始めるときには全く想像もしていなかったほど

花が好きだから花屋というより

花と暮らす、植物と一緒に過ごすことがすきだから

続いているように思える。

だからといって 家の中が植物園のようかといえば

冬の自宅は外に出していた観葉植物であふれているから

必然的にそうなっているけれど

故意に植物であふれているわけではないのは

まるで家族のようだ。必要なときに帰ってきて

必要としている場所に出ていくような場所で

装飾のための花というものが存在しないのも自宅の特色かもしれない。

たまに店で残った (元気のなくなった花を持ち帰ることもあるけれど)

そうした花も 持って帰るとお店に戻したほうがいいのでないかと思うほど

元気になってしまうので やはりここは植物たちの通過点なんだと思う。

まいにち まいにち花を触っていれば わたしのようなたたき上げの人間だって

花の扱い方は覚えるわけで 学校や修行してきたように効率よく覚えるわけにはいかないけれど

こつこつ先を考えないで 目の前の花のことお届けするお客様のことをひとつひとつ

積み重ねているだけで いつのまにかできないと思っていたことや

苦手だったものもでいるようになっている。

今では 大概のものは作ることができるし 自分の世界をこうして

ゴッコラで作ることができるのは 苦労してというより

何も考えないで ただあるがままにそうしているだけが

作り上げることの喜びに変化している。

もくもくと作業することが  じつはいちばん心躍る喜びの時間で

作業しだすと 誰かのためということを忘れているのも事実。

何人かのお客様は わたしが非常にびっくりしやすい人間ということを

知っているのは ゴッコラで夢中になって作業しているときに

出くわすからだと思う。アンテナが内に入ってしまうので

外のことからはなれてしまうのだ。

そうして出来上がるものは自己満足といわれようとも

うっとりとしてしまうものばかりで

ゴッコラのお店の中はいつもそうした状態で作られているから

不思議な空間になるのだろうと思う。こうしたほうが誰かが喜びだろうな、とか

きれいに見えるだろうという 作為がまったく入ることがない時間と空間。

それがゴッコラなのだともう。

だからお店のコンセプトとか 店主の思いをといわれても

言い表すことができなくて

一輪かって飾ってください。

ということがせいぜいなのです。

飾ればなにか感じるかもしれないし

感じられないかもしれない。それでも かえって

包みをほどいて入れ物に入れるという作業をするだけで

ほんの一瞬 自分の中に入る瞬間があるのでないかと思う。

誰がどう思おうかそんなことは全く関係ない時間と空間は

異次元に発生する。

と、言葉をつづるほど陳腐になるので

これで終了。

(ブログから抜粋)

GardenGotukola

1997年 庭にあったオダマキの苗を並べたことがきっかけで花を売り始める。市場で仕入れるということを人づてに教わり花卉市場に。初めて見るひな壇型のセリ台に衝撃を受け「ここでセリに参加したい」と、2年後に買参番号を取得。住宅街での店舗販売、宅配専門の花販売を経て

2015年八幡町にGardenGotukolaをopen。宅配と店舗販売、卸しを中心とした販売で展開中。

ゴッコラとはつぼ草というハーブの仲間のから命名。紆余曲折を経て 現在はうさぎとインコをこよなく愛し、休日は趣味のロードバイクであちこち走りまわることを楽しんでいます。